kaisya_tousan
TDJの兄弟経営者のあまりの対応に、すっかりやる気を失い、退社するしかないと思っ

ここまでやったのだからと自分で納得、後はいつ辞任話しをするかのタイミング待ちになっていた。

前回の破産,倒産か、どうするyajapaはここ 


TDJ(テクニカルデザイン・サービス)この会社はyajapaが長野の製造会社(ここの社長がすごい、この人の辞書に嘘という言葉がないんじゃないかと思うほどムチャクチャなことを言う、それでも嘘八百に騙されちゃう人が後を立たないんだから、世の中どうなってるん?とよく思った。一歩間違えたら詐欺師だね、それからも随分とそういう人を見たけど、ここの社長が始まり。ほとんどが日本人じゃなかったけどね。ほらいIT系にいるでしょ、彼らも今違った見方されているけど酷いもんだったよ)

東京支店を立ち上げて落ち着いてしまった会社が面白くなくどうしようか勘案している時に誘われて、会社を自由にアレンジして良いということで移籍したのだ。

社員は3名だったと思う、当時は通信工事の孫請けみたいな現場仕事をやっていて、日銭工賃仕事に未来は無いとyajapaのコンピューター知識に憧れて会社を好きにして良いと、誘われたわけだ。

それからはもうイケイケどんどん、社長の仕事はもう面接、とにかく人が欲しい、開発ブームでエレクトロニクスの会社はどこも人材不足。 とてもじゃないが社長とyajapaでは管理できなくなった。

この社長、人は良いのだが仕事できない?と言うよりやらない、やればできると思うのだが、とにかく貯める、最後に徹夜でやるが当然日々やらないので貯まる一方だ、このままでは黒字倒産か?

例えば、ある時協力会社のS工業から支払いどうなっていますかと問い合せ、調べると、未払い、慌てて振り込みに、なんで払ってないの?金は有るだろうに、見落としだって???わからん

翌日には、回収した手形が満期、口座にキャッシュがなければいけないのにない、なんと社長の机の中に、この手形失効、取引先に行って頼み込んで振り込んでもらう。そんなことが続いて困った困った。

恐くて手形の発行はしなかった、発行していたら不渡り出しまくりの直ぐに倒産してたろう。もちろん黒字倒産だよ、情けない

社長銀行管理無頓着、めんどくさがり屋で、銀行にもほとんど行かない。手形発行してなくて心底良かったと思った。このおかげで最後はほんとうに助かったんだが。 それでもこういう人は頭の構造どうなってるん?

TDJでyajapaが作ったビジネスモデルは当時アメリカで最先端の技術System Integrationがある。今ならこんなことだれでもしっているが当時誰も知らない。

このコンピューターでやることを人海戦術で行う。簡単に言うと開発から製造までコンピューターで行うようなことをチャート化して、素人が最先端技術のサポートをできるようにした事だ。(コアのエンジニアは必要だが開発掛け持ちができた)

このスキームのメリットは何も学んで来なかったパートのおばちゃんを最先端技術の開発スタッフとして使える、と同時にパラレルで動けるので結果的に納期が短縮する。デメリットは作業効率が極端に悪い。

そこそこのエンジニアであれば一人でできることを、3,4人でやるわけだから当たり前だ、いくらエンジニアじゃないと言ってもコストは2,3倍かかる。

これが大当たり。理由は何処の会社も急いでいた、すぐにでもこの開発品が欲しい、早くできれば早い程良いのだ、それと人材不足、ほんとにエンジニアが足りない。 コストは2倍3倍でも構わないという会社がそこら中にあった、とにかく作れば売れたんだから、細かいこと言わない、バブルだったんだね~

cooling_off
困ったこと
社長がコンピューターの素人、 何もわからないので、何もわからんスタッフを優秀な技術者だとお思い込み、打ち合わせなどに連れて言ってしまうと、何~もわからんオバちゃんだからとんでもないことになってしまう。オバちゃんも社内で持ち上げられてるもんだから自分は最先端のエンジニアだと思っているのでたちが悪い。笑われる 

大手の開発会社の人間などにこの仕組みを話すととても信じてもらえなかった、そりゃ当たり前だ、10,年も、20年も学んで一人前と思っている人間に、全く基礎のない人間が極端な話その日から開発戦力になるんだから、それでも大抵のエンジニアが会社を見に来て納得して発注していった。

とにかく人が来た。客であふれるくらいだった。何しろ大手一社来ると、購買、開発(メカ、電気、LSI,QC)なんだか部署全部できたりするので、酷い時は14.5名で来るのだ。
 
但しコストで半分くらいはその時に発注できない、理由は延べ工数で100Hでできるものが、300H位の見積もりだ、最初はひどすぎると怒る人間もいたが、業界でTDJのやり方を知る人間が増えるとともにコストがストレートに通るようになっていった。

発注できなかった客でも、よっぽど強力なイメージを持つのだろう、自分が発注できなくとも、客を紹介してきた。それも高飛車でなく助けて上げてくれないかという、どちらが客かわからない事が起きていた
今考えると恐ろしいことも沢山あったが、それも後々書いていこう。

社員が20名ほどになってもう回らくなった、特に事務方が一人では無理と強く社長に要望、ついに社長も認め、自分の兄が会社をやめたのでどうだろうと相談、何回か合って打ち合わせ、yajapaに異存無し、誰でも良いから事務方管理をお願いしたい


兄を迎い入れて、兄を社長に自分は専務と降格。流石兄はファイナンスがわかるので有限から株式にし、会社としての体制を整えるその時に社内で打ち上げたのが3年で200名体制、売上15億 会社規模を4,5倍にするってんだから、すごいね
money_price_cartel
社長、専務、yajapaの3人体制 いくらでも儲かる こんな値段でほんとうに良いの?一年もしないうちに内紛が起こるとはわからんもんだよね。貧乏も辛いけど、お金が入ってきても更に揉めるんだ

ハードウェアーもLSIのおかげで簡易言語で組める時代が来た,ますます風が吹いてるTDJ
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次にyajapaが注目したのがPLDこれで作業をチャート化することでCADのオペレーションを覚えるだけで、十分に一人前のエンジニアとして回路を作れる、これによりTDJの作業フローの原型が完成した。ついに人海戦術だけでなくそこにCAD,CAM,CAEを入れたシステム・エンジニアリング完成(素人が玄人エンジニアを追い越しちゃったよ)

computer_server
試験的にCAD導入し使えることを確認、 直ぐに追加5台 一台リース料30万円くらいだったか、ユーザーとの絡みもあり3機種(ずいぶん高かったね、いくら専用機と言ったってほとんどユニックスちょこっといじったくらいそれにCADソフト載せて、何千万円だもん、そりゃ儲かるな、yajapaもCAD作り考える)

社長を譲ったは良いが専務も自分の会社という気持ちが強く常に社長とぶつかるようになる。そりゃ専務が半分以上悪いかな、いかんせん仕事しないだけでなく、その仕事を人にやらせない。ということは相変わらず止まる

酷い時は殴り合いになるそれを止めるのも一苦労だ。どちらの味方をしても喧嘩が終わると兄弟なので悪人はは私、そんなドタバタしながらも、50名の会社にしたのだから、ほんとに良い時代だったんだと思う。それでももう付き合いきれんと退職する気を固めた時に、専務が突然yajapaに話が有ると言う

辞める気十分、こりゃ丁度良い専務が話があるというならば、ついでじゃないが辞任の胸を伝えようと思い仕事を片付けていつもの飲み屋へ、ここは専務、お気に入りの娘がいる、もう10年通っている店だそうだ、一杯目のジョッキを空けると 「もう我慢できん私は独立する、ついては、私についてきて欲しい、多分20名程の会社になる」

こりゃ、困ったよ、専務には付き合いきれんがyajapa直属の上司だったわけでお世話にはなっている?
ゴルフをやらされたり、毎日酒飲みに連れて行かれたりしたわけだが、

まさかの専務独立宣言、それって辞められなくなっちゃうんじゃないか?

これだけ順調にしたのにまたやり直しはうんざりだしそうは言っても専務をほっぽって行くことも中々できそうもない。IPO新会社も心配だし、こりゃ困った 
 
バブル浮かれのIPO会社も倒産破産か、まで確実進捗 yajapaも現在全く予想もつかずバラ色人生も終わりか 次はどうするyajapaパート3
 
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